
ヴァイオリンを弾くより大切な、『良い演奏を聴く』という練習についてお話しします。
上手くなる1番の近道は良い音楽を知ることです。
ヴァイオリンを上手くなる一番の近道は、良い音楽を知ること。
良い音楽を聴いて、聴いて、聴きまくって、体に良い音楽を染み込ませること。
良い音楽を知らないと、良い演奏ができないんですね。
良い音を知らないと、良い音は出せないんですね。



良い音を知ることは、弾く練習より大切です。
世界的ヴァイオリニストの音を聴こう。CDとかスマホアプリでOKです。
世界的ヴァイオリニストの音を聴こう。
CDでも良いし、アップルミュージックとかのスマホアプリでも良いです。
浴びるほど聴こう。



ヴァイオリニストをあんまり知らないというときは、以下↓のヴァイオリニストを聴いてみてください。
※名前をクリックすると。you tubeで演奏が聴けます。
※敬称略
- グリュミオー … とにかく美音。ひとつの目指すべき音だと思う。
- 五嶋みどり … 日本人ヴァイオリニスト。演奏中のオーラがすごい。
- オイストラフ … 私のずっと憧れだったヴァイオリニスト。いぶし銀な男。
- スターン … なんか演奏がかっちょ良い。
- ギトリス … 気持ちで弾く方。時間に急かされて失った大丈夫なモノを思い出させてくれる。
- エルマン … 一人一人に語りかけるような演奏。
- ハイフェッツ … ヴァイオリンの王と呼ばれた人。
- クレーメル … 繊細で壊れそうな音がたまりません。ガラスのような演奏。
- 庄司さやか … 一度生演奏を聴きましたが、強さと繊細さを持った、忘れられない人。
- クライスラー … 人間的なあったかい演奏。歌心のある演奏。
- ズーカーマン … 重厚で、そして美音がたまりません。重い音が好きな時期にハマっていました。
>> それぞれのヴァイオリニストについてもっと知りたいときはこちら(工事中)



心動かされる音とか、歌い方が好きとか、そういうヴァイオリニストがいたら教えてくださいね。
できるなら演奏会に行って欲しいです。本当の美しさは生音でしか感じられないと思う。


できるなら演奏会に行って欲しいです。
家でCDとか、スマホアプリを使って聴くのも良いんだけれども、生の演奏は違う。
そして、できれば世界のトップを走っている方の音楽を一度は聴いて欲しい。
なんか別の世界に連れてってもらえる。
ほんとのヴァイオリンの音、みたいなものを教えてもらえる。
生のコンサートホールでしか聴けないもの、感じれらないものがある。
先日、庄司さやかさんという世界で活躍している方の演奏を東京のサントリーホールに聴きに行った。


曲目はドビュッシーのヴァイオリンソナタとか、フランス音楽のプログラムだったんだけど、
その繊細がホールに広がって、こんな美しい音がこの世にあるのかって思って、一度でもあんな音が出せたらなとか、ヴァイオリンのすごさを肌で実感できた。
もちろん、地方のヴァイオリニストでも良いんだけど、大変申し訳ないけど、世界的に活躍する方とは持っているものが全然違って、レベルが違って、人間とは思えないぐらい。



一度でも良いから、世界の人の心を動かすような音がどんなものかというのを知るきっかけを作ってもらえたらと思います。