
弦を押さえるときの左手の基本的な動きについてお話しします。
目次
弦を押さえるときの左手の動き。準備→解放→弾み
弦を押さえるときの左手の動きは、準備→解放→弾み、が基本です。
STEP
準備
準備で指を上げる。


準備で指を上げるときは、指の付け根から動かすイメージで。
指の形は変えずに、指の付け根から持ち上げる感じ。


STEP
解放
指をストンと落として解放。





まずは上のようにオーバーに大きく動いて、体の使い方を覚えます。だんだんと動きを小さくして行きます。
出したい音以外の指は力を抜く。
出したい音以外の指は力を抜きます。
例えば、G線でラ、シ、ドって弾くのを考える。
1の指でラを押さえる。
2の指でシを押さえると同時に、ラを押さえている1の指を緩める。



弾かない音は、軽くフラジオレットみたいに触れているだけ。
3の指でドを押さえると同時に、シを押さえている2の指を緩める。



全部の指で弦をしっかり押さえちゃうと、指が自由に動きにくいんですね。
弦を押さえる力は最小限で。
弦を押さえる力加減は、最小限で。
弦をそおっと押さえていって、音がちゃんと出る場所が良い押さえ加減。



弦が指板にくっつかなくても音は出ます。指と指板の間に空気がたっぷりあるイメージで。
指板をギュッと押さえすぎると、指が早く動かなくなります。