ヴァイオリンの基本の持ち方、構え方についてお話ししますね。
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ヴァイオリンの持ち方で1番大事なこと。
ヴァイオリンを持つときに1番大事なことは、
ヴァイオリンをギュッと挟まないこと。
ヴァイオリンは鎖骨に置かれており、顎がそれに添えられているのだが、
絶対に余分な力を加えてはならない。
ヴァイオリンの位置を保つためには顎を使ってはいけない。
ヴァイオリンを愛する友へ イェフディ•メニューイン著
いつでもヴァイオリンを自由にさせてあげるイメージ
理由は3つあって、
- 楽器の振動を止めちゃう
- ケガの原因になる
- 首でギュッとすると、全身が緊張する
楽器の振動を止めちゃう
楽器をギュッととすると、楽器の振動を止めちゃう。
ヴァイオリンは弦が振動して、箱が振動して音がでるだけれども、
アゴでギュッとしちゃったら、振動したいのに、振動を止めちゃって良い音がでなくなる。
ケガの原因になる
楽器を強く挟むとケガの原因にもなるんですね。
首をギュッとして、カチコチな状態がずっと続くと、痛くなったり、最悪ケガすることも。
首でギュッとすると、全身が緊張する
首でギュッとしちゃうと、全身に力が入る。
首がギュッと縮むと、腕も力が入って縮むんですね。
亀さんが甲羅に頭と足をひっこめるみたいに
腕が縮んじゃって、変な力が入ると、上手く腕の力が楽器に伝わらなくて良い音がでなくなります。
ヴァイオリンの持ち方、構え方
実際に楽器を構えてみよう。
楽な姿勢で立ちます。
足は肩幅ぐらい。
足と足がくっついたりするのは不安定なので、やめておいた方が良いですね。
膝がピンとしないように
膝がピンとすると、変な力みに繋がります。変な力みとか緊張があると、ヴァイオリンの音が硬くなるので。
ヴァイオリンをこんな感じに持って↓
少し下にうなずいて
頭を左に動かすと、アゴの横あたりとがアゴ当てと触れます。
ヴァイオリンを構えられたら、ギュッと固定しないか確認してみよう
ヴァイオリンをギュッしていなければ、、、
左手を離したら楽器は落ちるし、
右手で触れるとゆらゆらします。
ヴァイオリンが自由に歌えるように、ギュッと挟まないで自由にしてあげよう