
ヴィオラの弓の持ち方についてお話ししますね。
弓の基本の持ち方はヴァイオリンと一緒。
少し違うのは、ヴァイオリンよりも気持ち深めに弓を持つ、ということ。







ヴィオラを弾く時は、指の第2関節が触れるぐらい深く持っています。


弓を深く持つと、腕の重さがより伝わりやすくなるんですね。
ヴァイオリンと比べると、ヴィオラの弦は太い。
太い弦をしっかり振動させるためには、腕の重さをヴァイオリンより使う必要があります。
ヴィオラの場合は、C線で重い音を出したいときに、人差し指をもっと深くするときも多いですね。







出したい音によっては、C線を弾く時は指の第2関節より深いところが、弓のスティックと触れるときも。


C線はなんて言っても太い。
そんな太い弦を鳴らすには腕の重さを上手に伝えないといけなくて、
人差し指を深くして弓を持つと、腕の重さがさらに伝わって、
無理な力を使わずにC線を鳴らすことができます。



ヴィオラは大きくて弦が太い分、いろんな工夫をしてあげないと上手に楽器が鳴らせないんですね。